【SDGs】手作業での田んぼ管理~里山の生き物サポーターズ~


キョロロでは今年度から、里山管理活動と連動した市民参加型の生物多様性保全活動「里山の生き物サポーターズ」をスタートしました。
灌水環境を維持しているキョロロの田んぼではメダカやシナイモツゴなどの絶滅危惧種をはじめとしたたくさんの水生生物を観察することができます。適度に人の手を入れ、水辺の生物を保全しながらお米作りを実践する目的で、昔ながらの手作業での草取り作業を行いました。
田植え後に生えたヒエやホタルイ、クログワイ、ハリイ、イボクサなどを手作業で取り除いたり、田んぼの周りの草を除去したりしました。また、田んぼに入水する水をためておく池に繁茂してきたジュンサイを間引く作業も行いました。

とにかくこの作業は腰が痛くなります。高齢者にはとてもつらい仕事になってきました。

昔ながらの除草機での田の草取りです。

現在はこのようなエンジン付き除草機もあります。

池にはびこったジュンサイ 右端の白い塊はモリアオガエルの卵塊です。

ジュンサイの花

食材としても知られるジュンサイ新芽

池の底に広く根を張っていて取り除くのに手を焼きました。

この池には、フトヒルムシロ、イヌタヌキモ、サンショウモなどの絶滅危惧種が見られます。
定期的に保全活動を実施していきますので、ぜひ参加してみてください。

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