生き物だらけの冒険キャンプ2020のご案内

\生き物だらけの冒険キャンプ/
昨年好評だった「生き物だらけの冒険キャンプ」。新型コロナウイルス感染拡大防止策として、今年は平日に3組限定で開催します。朝から晩まで生き物だらけの冒険に出発しよう!

親子で生き物だらけの冒険キャンプ!
~里山の自然に触れる9つの旅に出発しよう~[1泊2日]

【開催日】2020年 8月19日(水)~20日(木)
【会場】「森の学校」キョロロ周辺、大厳寺高原キャンプ場
【定員】3組 (最少催行人員:1組)≪募集締切≫5日前17:00まで

お申込みや詳細はJTB「旅いく」さんのページをご覧ください!
https://tabi-iku.jtbbwt.com/program/1056019/

———-以下は昨年の第1回目の様子です。———-

初日はキョロロに集合後、オリエンテーションを行い昼食をとった後、「里山の生き物探検」からスタート。
ため池でメダカやシナイモツゴ、数種類のヤゴや立派なトノサマガエルなどの水生生物を採集し観察しました。
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その後室内に移動し、この日仕掛ける2種類の昆虫採集トラップの作成を行いました。
一つ目は「バナナトラップ」。発酵臭に誘引される昆虫をねらうトラップです。
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もう一つはペットボトルを使った「ノムラホイホイ」。
今回は地表徘徊性の昆虫をねらう餌を作成し、森の中に設置しました。
どんな昆虫が捕獲できるでしょうか?明日までのお楽しみです。
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その後、大厳寺高原キャンプ場に移動し各自夕食などを済ませ、夜はお待ちかねの「夜の昆虫探検」を開催しました。
予め仕掛けておいたバナナトラップにはどんな昆虫が集まっているでしょうか?
真っ暗な夜の森の雰囲気を味わいながら、生き物を探していきます。
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「ライトトラップ」では光に集まる習性の昆虫を観察しました。
甲虫はやや少なめでしたが、オオミズアオやスズメガの仲間などの様々な蛾や、カワゲラやカゲロウの仲間などを観察することができました。
初日は21時頃に活動を終了し、テントでの宿泊となりました。
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2日目は朝早起きをして「探鳥会」からスタート。
大厳寺高原は濃い霧の中でしたが朝からたくさんの野鳥のさえずりが聞こえ、ニュウナイスズメ、コチドリ、ムクドリなどを観察しました。
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その後キョロロに向かい前日仕掛けておいたトラップを回収します。
アオオサムシなどのオサムシの仲間やゴミムシの仲間、数種類のアリが観察でき、またネズミがトラップを荒らした?痕なども観察できました。
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その後はキョロロの近くにある川に移動し、今度は「川の生き物探し」を行いました。
たも網や水中眼鏡を使って、ちょっと冷たい川に踏み入れがらガサガサと生き物を探します。
ヨシノボリの仲間などの魚や、カワゲラやヘビトンボ、トビケラの幼虫、様々なサイズのサワガニなど、とてもたくさんの生物を観察することができました。
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昼食の後は最後のプログラム、「昆虫標本作り」です。
予め用意しておいたキイロスズメバチを使って標本作りの練習を行った後、今回の活動で採集した昆虫を各自1種類だけ標本にしました。
その後、それらの昆虫をじっくり観察してミニ図鑑を作成し、それぞれの昆虫の特徴をみんなの前で発表してもらいました。
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