10月18日(日)にキョロロの森を会場に「森のめぐみふれあい木育体験」(主催:妻有木育推進協議会)が開催されました。
十日町市内の森の達人の皆さんが集結し、樹木伐採のデモンストレーション、伐採木を積み上げての昆虫ハウス作り、木のおもちゃ体験、スウェーデントーチ作りのデモンストレーション&焚き火で焼き芋など、森のめぐみを感じることができる盛りだくさんな木育体験が行われました。
まず最初にスギの伐採のデモンストレーションを見学しました。
ズドーンという大きな音と共に倒れるスギの木。
伐採されたスギは枝の処理や玉切りがその場でなされ、森林組合の方の見事な技をじっくりと見学しました。
切り株を観察すると中にムネアカオオアリの巣があり、木が生き物のすみかになっていることを観察することができました。
輪切りにされたスギはお土産にみなさんに配られました。
次は森林整備の体験を行いました。
林内の低木を伐採し、それを積み上げて昆虫の産卵場所や隠れ家となる「昆虫ハウス」をみんなで作りました。
ノコギリを使って自分の手で木を切り進めると、林内がどんどんすっきりとしていきます。
明るくなった林内に整備の効果を肌で感じながら、森への人の関わりについて体験しました。
管理棟では「森のおくりもの」さんによる木のおもちゃ体験も行われました。
木の手触りやぬくもりを感じながら、木のおもちゃで遊ぶ楽しそうな子どものたちの声が響きます。
地域の木で作られた木のおもちゃを手に、大人も夢中になってしまいます!
伐採したスギを使って、近年人気のスウェーデントーチを作っていただき、ご希望の皆さんにお持ち帰りいただきました。
最後には事前に用意したスウェーデントーチで焼き芋を作り、秋の味覚も味わいました。
生き物のすみか、おもちゃ、燃料など、森の様々なめぐみを体験を通じて感じることができた木育体験。
森のめぐみにふれる素敵な時間を過ごすことができました!