十二講

今日は冬のイベント「十二講」を開催しました。
十二講は一年間の山仕事の無事を、山の神様にお祈りする地域の伝統行事です。
地元からそして東京からもたくさんのみなさんからご参加いただきました。

まずはカラコ作りから。
一晩水に浸し、一日乾かしたお米を、すり鉢を使ってゴリゴリと粉にしていきます。
みなさん無心でゴリゴリされています。

がんばれ~!

粉にした後は、水を加えてこねていきます。
耳たぶくらいの硬さにするんですが、なかなか加減が難しい。先生のOKがでたら、お供え用の小さなお団子と、食べる用に小さくつぶしたカラコを作ります。

お供え用のカラコは小さいお団子状に。
ワラで作ったワラスットコの中に12個入れました。地域によってこの数や大きさ、茹でてから入れるとか違うそうです。

こちらは食べる用です。かわいいハート型もあったり。

雪の上にネマガリタケで作った弓矢と、カラコを入れたワラスットコをお供えします。
一善さん、きまってますね~!

無事に山仕事が行えますように。

神様にお供えしたので、今度は参加者で試食です!
茹でたカラコに醤油の実を添えて食べます。

カラコのコシのある食感と、醤油の実の豊かな風味がベストマッチ!
何個でも食べられそうですが、米がぎっしり詰まっているので、結構おなかにたまります。
食堂では、「カラコ定食」も大人気でした。ごちそうさまでした。

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撮影日:2011年2月12日

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