「隣の動物たち展」開幕!!
水曜日, 10月 15th, 201410月11日(土)より、企画展「隣の動物たち展」がスタートしました!
この企画展は、私たちのすぐ隣にいながら、なかなか出会うことが少ない里山の哺乳類にスポットを当て、その多様性や知られざる生態を楽しく紹介しています。さらに、クマの出没など今年県内での関心も高い「鳥獣被害」についても紹介している企画展です。
センサーカメラがとらえた生態映像や、哺乳類のシルエットで大きさ、形をじっくり観察しながら、クイズに答えていく仕掛けをご用意しています。「カモシカはシカの仲間?」という問題には、みなさん苦戦しています!
哺乳類の生態を紹介するコーナーでは、体に付けたり糞だったりとタネを運ぶ哺乳類の「散布者」としての役割や、ブナの実の凶作とクマの出没との関係などを紹介しています。
また糞や食痕などの主を当てるゲームも好評です。
さらに、県内での哺乳類による鳥獣被害の現状を紹介しながら、来館者それぞれにその解決策を考えていただく仕掛けとして、野生動物と人間が裁判を起こし、それを和解させるための方法を来館者が考える「雪里事件簿」というコーナーを用意してみました。
それぞれの視点でのご意見が続々集まってきています!
また、なかなか見ることができないクマやイノシシなどの頭骨(9種類)を展示するコーナーや、
遊びながら哺乳類の生態系の中での役割を学べ、哺乳類博士になれるコーナーも充実しています!
「隣の動物たち展」は来年の6月28日(日)まで開催しております。10月19日(日)までは、十日町市民の皆さんは入館無料ですので、多くの皆様のご来館をお待ちしております。
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撮影日:2014年10月15日