キョロロの周辺では、まだまだ紅葉を楽しめますが、葉もどんどん落ちてきています。
一歩森の中に足を踏み入れると、そこは一面の落ち葉のじゅうたん。歩くたびにカサっ、カサっと良い音がします。そして、地面に顔を近づけるとただよう落ち葉の匂い。
視覚のみならず、紅葉を聴覚、嗅覚で楽しんでみるのも、またまたおつなもんです！

そんな中、キョロロの中に展示してあるイネに季節外れのバッタが2匹出現!

寒くなってきたのに、なかなか元気なやつらだなぁ。
ん？・・・でも何か違うような気も・・・

よーく見てみると・・・・・

一善さんお手製、ススキの葉っぱで作ったバッタでした!
全体のフォルムはバッタそのもの、触角もちゃんとあって、ちょっと遠くからだと見間違えてしまいますね。
なんと1枚のススキの葉っぱで、1匹のバッタが作れるそうです。作り方を教えてもらって、作ってみようと思います。ちゃんとバッタになるかしら？

今日は釣りに行ってきました（もちろん休みを利用して、です）。ただ、今回の釣りにはちょっとした縛りがあります。餌は水生昆虫を使う、ということです。
狙いは一度も釣ったことのない「イワナ」です。私は小学校の頃に川でハヤやフナを釣った経験しかないですが、この日のために「目印」も買っておきました。ちゃんと地元の人に、イワナがいる場所も聞いてあります。イワナはバカだって言うし、きっと釣れるでしょう。いざ出陣！

まずは餌となる水生昆虫の採集から始めます。川の上流部でガサゴソやるとカワゲラが採れました。これを餌に釣りましょう。ゴメンよ、カワゲラ君・・・

寝坊したので、10時半頃から釣りを開始します。
一時間経過しました。釣れないので上流の方に移動します。
やっぱり釣れません。気づいたら1時30分でした。お腹が減ったので、下界に降りて腹ごしらえをします。さあ、もう一度仕切り直し！
午後はポイントを変更しようと思い、車で色々と走るのですが、よさそうな場所が見つかりません。というわけで、イワナはさっさとあきらめ、雑魚釣りに変更です。ぼうずは嫌なんです。

3時過ぎに越道川にやってきました。早速餌を採集します。モンカゲロウやガガンボの幼虫？が採れました。ゴメンよ、モンカゲロウとガガンボちゃん・・・

しばらくすると・・・、やったー！釣れたー！

なーんだ、アブラハヤか。この辺ではドロッパヨと呼ばれています。私の地元ではバカッパヤと呼んでいました。いかにもどうでもいい名前ですが、釣れないよりずっとましです。アブの幼虫で釣れました。

モンカゲロウの幼虫でも釣れました。

おっ、今度はでかそうだぞ！

結構大きなウグイが釣れました。これは嬉しいです。ウグイは繁殖期になると赤くなるので、ここではアカッパヨ、と呼ばれています。

結局、カワゲラは5匹ほどイワナ釣りに使いましたが、成果ゼロ。アブの幼虫は4匹雑魚釣りに使って、アブラハヤ一匹。モンカゲロウは4匹雑魚釣りに使って、なんとアブラハヤ4匹、ウグイ1匹を釣りあげました。

というわけで、バカなはずのイワナは釣れませんでした。イワナは賢かったということにしておきましょう。今度こそ釣ってやる。ちくしょー

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撮影日：2009年11月4日

紅葉も見ごろを迎えてきたなぁ～と思っていた矢先、初雪が降りました!!
昨日の夜からみぞれがチラチラと降りはじめて、今現在も湿った雪が降っています。

美人林にも落ち葉の上にうっすらと雪がつもりました。
まだ緑色のブナの葉、雪の白、濡れたグレーの樹皮、落ち葉の茶色、オオバクロモジの黄色の紅葉。いろんな「色」が混在しています。
寒いけど、とってもカラフルな情景です。

昨年のキョロロ通信をみると、初雪は11月19日でした。
今年は2週間ほど早いですね。明日は天気が良いようなので、この雪も融けちゃうかもしれませんね。

雪国出身だからでしょうか、私も雪を見るとなんだかワクワクしてきます。
豪雪地帯の冬を楽しみたいと思っていますが、こう思うのも今のうちだけだったりして!?
今年はどれだけ雪が積もるんでしょうか？

あぁ季節が変わるんだなぁ、と思った初雪の朝でした。