ゴジュウカラが盛んに鳴く 定例探鳥会報告
土曜日, 3月 24th, 2018キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況
天気:晴れ 気温:2℃ 降雪深:0 積雪深:156㎝ 風弱し
キョロロの市民協働調査の一つであります3月の定例探鳥会が、朝5時半からキョロロの森と松口集落を中心に実施されました。 参加者:9人
昨日まで続いた雨模様の天気がようやく今朝未明に上がり、曇り空で始まった探鳥会でしたが、途中から快晴のお天気になりました。
ホオジロ、カワラヒワ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラなどのさえずりのシャワーの中での探鳥会となりました。いよいよ春です。
確認できた鳥
オシドリ、カルガモ、キジバト、カワウ、コゲラ、オオアカゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ムクドリ、カワガラス、スズメ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、カシラダカ 20種
青字:冬鳥
雪里のキョロロの夜明け
キョロロの森の中での観察
朝の気温が1度くらいと冷え込みが浅く、凍み渡りとまではいきませんでしたが、雪面はしまっていてスノーシューを履かなくても楽々歩くことができました。
沢筋には満開のマンサクを見ることができました。
集落内に入ると朝霧が立ちこめ幻想的な場面もありました。樋口撮影
越道川まで来ると川霧もすっかり上がり、青空に映える美しい雪里の景色となっていました。
春を迎えた鳥たちは、ペアを作ったりテリトリーを決めたりするために盛んに囀っていました。また、巣作りに励む姿も見られました。
オシドリのペア 樋口撮影
カルガモのペア 樋口撮影
スズメはメスの奪い合いをしていました。
ハシブトガラスは近くのスギの木のてっぺん付近に巣材を盛んに運び込んでいました。新居が決まったようです。樋口撮影
カワウは繁殖期には婚姻色(繁殖羽)として頭部が白くなり、腰の両側に白斑が出ます。松之山ではまだ少ないカワウですが、すでに繁殖羽に変わっていました。松之山での繁殖を避けて欲しいのですが・・・
繁殖羽に変わっているカワウ 樋口撮影
キツツキのドラミングがよく聞こえました。
オオアカゲラ 緑川撮影
アオゲラ
まもなく囀るカシラダカ 冬鳥 緑川撮影
鳴き声が遠くからもよく聞こえるゴジュウカラ 緑川撮影
盛んにさえずりが聞こえたホオジロとカワラヒワ
ホオジロ
カワラヒワ
まもなく夏鳥が観察されます。楽しみですね。
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撮影日:2018年3月24日